《正気であってはいけない》のビリーフを持つ方は、「無意識に自分で自分を追い詰めて気を狂わせようとする」「変わった言動によって周囲の目を集める、周囲をコントロールしようとする」といった特徴があります。
・気がおかしくなりそうになることがある
・(無意識に)自分で自分を追い詰めて、気を狂わせようとする
・自分の気がおかしくなりそうなほどの絶望的な悲しみや恐れを覆い隠すために怒りや憎しみを持ち、自他を傷つける
・変わった行動や発言をして、注目を集める
・暴れたり、叫んだりして、周囲をコントロールする
・人から「あなたは変わっている」「あなたは変だ」と言われると嬉しい
・「私は他の人と違って、どこか変わっている」と感じている
・人がやらないような職業に就く
・性的に変わった趣味を持っていたり、「自分は変態ではないか」と思うことがある
・動物を虐待したり、殺したくなる。または、実際にやっている
・統合失調症などの精神病を持つ親の子どもが、本人は精神病でもないのに、精神病者と同じように現実を歪曲
して認識したり、おかしな発言や行動をする
・異常に普通に振る舞っている感覚(「私はスーパーノーマルです」)(心の声に反抗)
もし子供が頭がおかしいかのような行動をしたときだけ周囲から注目されたり、他人の頭のおかしな行動の真似を
しても矯正されないとき、《正気であってはいけない》のビリーフがつくられる可能性があります。
精神病の親や親戚の言動をお手本にして身につける場合もあります。
統合失調症の親を持つ子どもの中には現実の認知に困難を伴る場合がありますが、これは親からの影響によりつくられた《正気であってはいけない》のビリーフによります。
そうした子供たち自身は、本当は精神病ではないため、心理セラピー(心理療法)で矯正することが可能です。
・頭がおかしいかのような発言や行動をしたときだけ、人からほめられたり、注目してもらえた
※正気であってはいけない
・統合失調症等の精神病を持つ親や親戚のおかしな発言や行動を真似しても誰からも直されなかった
※正気であってはいけない(そうすることで親や親戚との繋がりを感じる)
・両親から愛してもらえない事実に直面して気が狂いそうになるほどの絶望的な悲しみ、恐れを感じ、そうした絶望的な悲しみや恐れを感じなくても済むように、自分や他人に対して怒りや憎しみを持つようになった(「私はいたって普通だ。お前は私の気をおかしくさせる気か!)
※正気ではいられない(そうでないと受け止められない絶望的な悲しみや恐れを感じてしまう、気づいてしまう)
〔 ご提供場所:熊本 〕
【24のリミッティングビリーフ】
・⑬ 考えてはいけない、自分が考えたいように考えてはいけない、 特定のことについて考えてはいけない
・⑭ 自由に行動してはいけない (自分の人生をいきてはいけない)
・⑱ 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、 特定の感覚、感情を感じてはいけない
・㉑ 重要な存在であってはいけない、 (何かができる自分には価値があるけれども、)ありのままの自分には価値がない