《親から離れてはいけない》のビリーフをもっている方は、「親から離れることはとても悪いことだ」「親から離れると、私は(または親は)生きていけない」といったように、親から自立することに対して恐れや罪悪感を感じてしまいます。
反抗的に、依存している対象の人物から、過剰に離れようとする場合もあります。
反抗期がなかった人が多いこともあります。(怒りが出せない)
・親離れが怖い
・親離れできない(「私が離れると、お母さんがかわいそう・・・」)
・独り暮らしができない
・用事が済んだらすぐに家に帰らないといけないと思ってしまう(家に嫁と子どもで親は家が別でも、嫁と子どもの家にすぐ帰らないとと思う)
・(旅行先等で)親が一緒にいないと不安になる(出方は違うが元は親の束縛の一種)
・(旅行先等で)親が一緒にいないときだけ自由に感じる(方は違うが元は親の束縛の一種)
・離れると親に攻撃されそうで怖い
・(親子)共依存
・摂食障害が治らない(私の病気が治ってしまうと、母親から離れなくてはならない)
・分離不安障害(養育者や家など愛着のある人や場所から離れるときに生じる不安)・・・頭痛、腹痛や、赤ちゃん返り、夜尿、悪夢など
《親から離れてはいけない》のビリーフは、子どもが自分から離れて自立していしまうことに恐れを抱き、子どもを思いのままにコントロールしようとする過保護、過干渉な親、子を離そうとしない親によって刷り込まれます。
・子どもの世話だけが生きがいで、子どもを手元から放したくない母親から、「お前がいなくなるとお母さんは・・・」と言ったようなメッセージを(暗に)与えられてきた
※親から離れたら悪い、罪悪感
・心配性で過保護、過干渉な親から、「私から離れると危険だよ」「私から離れると酷い目に遭うよ(遭わせるよ)」「もし、お母さんを裏切ったら・・・」というメッセージを与えられてきた(言語的・非言語的に)
※親から離れたら危険、怖い
〔 ご提供場所:熊本 〕
【24のリミッティングビリーフ】
・⑬ 考えてはいけない、自分が考えたいように考えてはいけない、 特定のことについて考えてはいけない
・⑭ 自由に行動してはいけない (自分の人生をいきてはいけない)
・⑱ 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、 特定の感覚、感情を感じてはいけない
・㉑ 重要な存在であってはいけない、 (何かができる自分には価値があるけれども、)ありのままの自分には価値がない