《成長してはいけない》のビリーフを持つ方は、心理的に子どものままで居続けようとします。《成長してはいけない》を持つ方は、心理的にまだ子どもであるため、義務感や使命感が希薄なこともあります。その結果、「依存的で、自分で解決しようとしない」「自分の力で深く考えられない」「最後までやり遂げられない」「いつも時間に遅れる」「うっかりミスを繰り返す」といったような子ども的な振る舞いをしてしまいます。また、心理的に子どもであるだけでなく、身体的な発育の遅れや、容姿、服装が実際の年齢よりも幼い等、外見的にも子どもであることが現れます。男性のロリータ・コンプレックス(幼女、少女にのみ性欲を感じる異常心理)、女性のファーザー・コンプレックス(娘が父親に愛情を感じ、母親を憎む無意識的感情)の原因となることもあります。
・「(私はまだ子どもだから、)できない」と思ってしまう
・「依存的で、自分で解決しようとしない」「自分の力で深く考えられない」「最後までやり遂げられない」「大事なところでよく失敗をする」「いつも時間に遅れる」「うっかりミスを繰り返す」等、「できない人」の立場を取る
・義務感や使命感が希薄(「昇進する」「リーダーになる」等、責任ある立場を任されるのが苦手)
・自分のことしか考えていない
・笑ってごまかす(できない事、失敗した事を楽しそうに話す)
・甘えん坊キャラ(失敗しても許される)
・舌足らずの喋り方をする
・些細なことでよく口ゲンカをする(子どものような心理状態にいることが多いので)
・容姿や振る舞い等が実際の年齢よりも幼い
・子どもや子どもっぽい人を見ているとイライラする(子どもがライバル)
・男性のロリータ・コンプレックス、女性のファーザー・コンプレックス
・大人の迷子(になりやすい人)
・時間に遅れる
・(スーツを着た)大人が怖い・・・スーツが大人の象徴
・大人で粉薬が飲めない
・嘔吐反射・・・指を入れられるとオエッとなる
《成長してはいけない》のビリーフは、自分の子どもが成長するに連れて、自分を必要としてくれる幼くて可愛い子どもでなくなってしまうことを恐れる親によって刷り込まれる。「お前はまだ小さくて幼いから、出来ないのよ。お母さんが代わりにしてあげるね」と親が何でもしてしまうので、子どもは、「成長しない方が愛される」「私が成長するとお母さんが悲しむ」と思い込み、《成長してはいけない》のビリーフがつくられます。
・過保護、過干渉の親に育てられた
※成長してはいけない
・末っ子に生まれて、「お前はまだ小さいから」と親が代わりに何でもしてくれた
※成長してはいけない
・自分が無力で何もできないと、親が喜んだ
※成長してはいけない
・子どもっぽい振る舞いをしたときだけ、「子どもらしくてかわいいね」と条件付きで可愛いがられた
※成長してはいけない
・親がいつまでも小さい頃の話ばかりをする(あの頃は可愛かったねぇ・・・」)
※成長してはいけない
・何かをしようとすると、「子どものくせに・・・」と否定された(逆に、成長する事のプラスの事を言われてない)
※成長してはいけない
・子どもの頃、親から何の期待もされずに育った
※成長できない
・子どもの頃、両親からまったく可愛がられなかった(成長する事のプラスの事を言われてない)
※成長できない
・性的、肉体的虐待を受けた(心が成長するために必要な安心安全が得られない)
※成長できない
・親から「大人は大変だ」と聞かされていた
※成長してはいけない
・子どもの頃に母親が父親に依存している姿を見て育った
※母親のように子どもっぽくいよう
〔 ご提供場所:熊本 〕
【24のリミッティングビリーフ】
・⑬ 考えてはいけない、自分が考えたいように考えてはいけない、 特定のことについて考えてはいけない
・⑭ 自由に行動してはいけない (自分の人生をいきてはいけない)
・⑱ 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、 特定の感覚、感情を感じてはいけない
・㉑ 重要な存在であってはいけない、 (何かができる自分には価値があるけれども、)ありのままの自分には価値がない