《人に近づいてはいけない》のビリーフを持つ方は、人に近づくことや、人と親密な人間関係を持つことに対して、恐怖を感じます。
その結果、人間関係がギクシャクしたり、不適切な人間関係を築く傾向があります。
また、あえて過剰に人に近づこうと努力する者(←反抗的決断)や、わざと相手から嫌われたり、不審がられるような、おかしな近づき方をする者、社会性を欠いた近づき方をする方もいます。(ストーカーなど)
・怖くて人にちかづけない
・人と親密になれない。仲が良くなってくると自分の方から壁を作る
・仲の良い友人がいない
・近づいて欲しくない雰囲気を出している
・子ども、男性、女性、年上の人等、特定の人に近づけない
・人と一緒にいるとリラックスできない
・人とハグができない
・人から触れられたり、人に触れるのが嫌
・人に自分の物を触られるのが嫌(自分の持ち物が自分の延長に感じられるから)
・人と腹を割った感情レベルの話ができない。自分の本音を言えない。ケンカができない(心理的に近づけないから)
・異性関係にだらしがない、遊び人(肉体関係は持つが、心理的には近づかない)
・自分の本心を悟られないように、または、触れられたくない話題を避けるために、自分の方からずっとしゃべり続ける
子どもを嫌う親や機嫌が急変しやすい親、子どもに無関心な親、虐待する親等に育てられた子どもが、「人(親)に近づくと拒絶されるかもしれない」「人(親)に近づくことは危険で怖いことだ」と思い込み、《人に近づいてはいけない》のビリーフがつくられます。
また、親や仲の良い友人と離別・死別・した際に、「仲良くなってもどうせ死んでいなくなってしまうのだから、人に近づいたからって何になるんだ」と心に決めることもあります。
・「親が怖い、機嫌が急変しやすい親、何を考えているか分からない、自分のことを嫌っている、自分に無関心」といったような理由で、子どもの頃に親に安心して近づけなかった
※人に近づいては危険だ
・親から虐待を受けた
※人に近づいては危険だ
・体罰
※人に近づいては危険だ
・学校等でいじめを経験し、「こんな目に遭うのなら、人に近づくのを止めよう」と心に決めた
※人に近づいては危険だ
・子どもの頃に親や親しみを感じていた人と死別し、「仲良くなってもどうせ死んでいなくなってしまうのだから、二度と人には近づかないでおこう」と心に決めた
※こんなに辛い思いをするのなら、人に近づく(親しくなる)のは嫌だ
・子どもの頃、親からスキンシップ(身体に触れるコミュニケーション)を与えられなかった(物理的に近づけなくなる→スキンシップが未知のことになる→スキンシップが怖い)(親から子へ引き継がれやすい)
※人に近づくのが怖い
・親が親しい人付き合いをしない人だった(親のまね)
※人に近づいてはいけない
・親から「○○君とは遊ぶな」「○○の職業の人とはつき合うな」「金持ちは悪人だ」等と言い聞かされ、特定の人にちかづけなくなった
※○○の人に近づいてはいけない
〔 ご提供場所:熊本 〕
【24のリミッティングビリーフ】
・⑬ 考えてはいけない、自分が考えたいように考えてはいけない、 特定のことについて考えてはいけない
・⑭ 自由に行動してはいけない (自分の人生をいきてはいけない)
・⑱ 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、 特定の感覚、感情を感じてはいけない
・㉑ 重要な存在であってはいけない、 (何かができる自分には価値があるけれども、)ありのままの自分には価値がない