《見えてはいけない》を持つ者は、人よりできることも、人よりできないことも「見える(目立つ)」ことにつながるので、学校や職場などでは常に平均的で人並みであろうと努力しようとします。
存在感がなく、集団の中で居ても目立たないのが特徴です。
《見えてはいけない》の回復過程にある人や心の声に反抗な人は、変に目立つようなことをします。
・存在感を示したり、目立ったりするのが苦手、怖い
・目立たないように周囲に同化していないといけないと感じる
・周りのみんなと同じ、横並びでないといけないと感じる
・自分が目立っていないかどうか、他の人がしていることが気になる
・(目立つので)好みの服を買えない。買っても切れない
・自己主張ができない
・大きな声を出せない(「声が小さい」と人から言われる)
・対人恐怖症
・異様な格好・服装をする(心の声に反抗)
子どもの頃、目立ったことで嫌な目や危険な目に遭った際に、《見えてはいけない》が刷り込まれます。
また、目立つ存在になろうとしない親の姿をお手本にして、子どもが真似をする場合もあります。
・すぐに暴力を振るう、いつも大声で怒鳴る等、とても恐い親だったので、親に見つかって怒られないように、いつも隠れて目立たないようにしていた
※目に入ったら怒られる
・人から見える存在だと叩かれるので、隠れるようにしていた(いじめなど)
※目立つといじめられる・・・みんなと違うといじめられる
・親から「目立ってはいけない」「出る杭は打たれる」等と言われて育った
※目立つこと、みんなと違うことはよくない
・親が目立たない人だったので、それを見て「自分も目立たない方がいい」と思い込んだ
※目立つと親に愛されない、目立たないほうがいい。親と同じようにした(目立たない)方がいい。
・親が目立つ人だったので、それを見て「自分は目立たない方がいい」と思い込んだ(親が目立つことで、親がもしくは自分が嫌な目に遭った)
※親のようにはなりたくない(親のように目立ちたくない)
〔 ご提供場所:熊本 〕
【24のリミッティングビリーフ】
・⑬ 考えてはいけない、自分が考えたいように考えてはいけない、 特定のことについて考えてはいけない
・⑭ 自由に行動してはいけない (自分の人生をいきてはいけない)
・⑱ 感じてはいけない、自分が感じたいように感じてはいけない、 特定の感覚、感情を感じてはいけない
・㉑ 重要な存在であってはいけない、 (何かができる自分には価値があるけれども、)ありのままの自分には価値がない